愛すべき本たちの備忘録。たまにかたい本も。

様々な書評です。参考にして頂けると幸いです。

『面白くて眠れなくなる数学』桜井進

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数式ではギリシャ文字が多く使われている

Α、β、θ、π、ω

ギリシャ文字はとても美しい

 

数式は日本語による読み方だと不備が多い

 

音が2倍に体感されるためには、10倍にする必要がある

 

においが半分に感じるためには、9割減らす必要がある

 

アインシュタイン(私が理解不可能なのは、なぜ私たちが宇宙を理解できるかである)

 

1 +1 = 2

1 +1 =10(位数)

1 +1 = 1 (理論演算)

1 +1 = 1 (気体を混ぜた体積)

1 +1 = 0 (mod2)

 

無限も濃度で比べることが可能

自然数の無限に無理数の無限を合わせるとより濃くなる

 

数学は美しい、と言われることがあります。

そして面白い、とも。

それらの一端を本書は確実に示してくれています。