運送会社を経営している父の急病により、急遽その仕事を継ぐことになった著者。
女子大四年生、卒業間近での出来事です。
従業員の気持ちをわかるようにと、自身もトラックドライバーになります。
トラックは左後方がブラインドになり、とても見にくい。
リミッターがついていて、極端な速度は出せない。しかし、荷物を早く届けたいというジレンマもある。
急ブレーキは荷物が落ちてしまう危険もある。
ハンドルに足をあげて休むのにはわけがある。
まさに本物のトラックドライバーしか知り得ないお話が満載です。
本書は、わたしたちのような一般車のドライバーが、トラックドライバーの方たちとお互いに安全な運転をする手助けになるはずです。