主人公である著者が、飛行機の声を聞くところから、物語は始まります。
もとい、飛行機に模した宇宙船による、宇宙人の声を聞くところから、物語は始まります。
アル中の話です。
笑えるし、笑えないエピソードのオンパレードです。
そのように、帯にも書いていますが。
飲酒を家族に隠すところや、飲んで記憶がなくなるところや、飲まないとダメだと頑なに思い込むところなど、完全にアル中です。
まあ、アル中のマンガなのですけど。
巻末の対談で、未だに飲酒への欲望が垣間見えた気がして、アルコールの恐ろしさを再認識させられました。
怖面白い、名著です。