元ライブドア社長の堀江貴文氏による、獄中記シリーズの一冊です。
マンガ部分があり、エッセイ部分があり、日記部分があり、対談部分があり、と様々な角度から書かれていて、こちらを飽きさせません。
衛生係という老人介護のような仕事をしたり、手書きの文章をたくさん書いたり、お菓子を食べたりと、シャバでは決してしてこなかった諸々の作業たち。
それに苦戦したりイライラしながらも、なんだか楽しんでやっているようにも感じられます。
お金の亡者のように見られている、という本人の記述が出てきますが、ムショに入ったのもそれが原因だったはず。
日本では、人の印象って本当に怖いな、と感じさせられます。
ストレートで、ある意味著者は子どものようです。
そんな人の方が、刑務所でも楽しみを見つけて、過ごしていけるのかも知れません。
ビジネスでも同じなのか?
それは、わからないのですけど。