愛すべき本たちの備忘録。たまにかたい本も。

様々な書評です。参考にして頂けると幸いです。

『寂聴あおぞら説法』瀬戸内寂聴

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作家であり僧侶でもある、瀬戸内寂聴氏の著書です。

自らのお寺で行っている、説法のイベントを文字に起こしたものです。

その日集まった人たちの中から1人が悩みを相談して、氏がそれに答える形の説法をする、という方法です。

自身が不倫や夫と子どもを捨てて家を出たりと、波瀾万丈な人生を歩んで来ています。

そして仏教に帰依した、と。

そんな人物なので、現実的なお話のようでもあり、宗教者の言葉のようでもあり、作家のお話の気もして…。

面白くて為になり、このイベントにぜひとも参加してみたくなりました。