愛すべき本たちの備忘録。たまにかたい本も。

様々な書評です。参考にして頂けると幸いです。

『現代人のための瞑想法』A・スマナサーラ

慈悲の瞑想:サマタ瞑想、安らぎを得て幸福になるための瞑想法

観察瞑想:ヴィパッサナー瞑想、自分とは?人とは?それらを知り尽くす

 

悩みのほとんどは人間関係。人が自分の思い通りに動いてくれない

→自分のために世界が動いているわけではない

 

ヴィパッサナー

子どもの頃持っていた、楽しくしよう、を思い出す

心理を見られる、ストレスから解放される

能力が向上し、ビジネスでも成功する

行住坐臥ムダなことはない、観察する

 

瞑想は今現在を意識して生きること

 

イヤだと感じても、必要なことはやる

 

人としての完成を目指す

 

感情が人を支配する

好き →  欲

嫌い →  怒

何があっても感情的にならないようにする

心が綺麗になる

 

殺さない

盗まない

邪なことをしない

嘘をつかない

ドラッグを使わない

 

慈悲、無常観、不浄観の瞑想がある

慈悲の瞑想がおすすめ

永続した効果ではないので、継続して行う

 

ヴィパッサナー瞑想12〜15時間を二週間続けると効果的

全て実況中継して思考を止める

 

思考は主観的で事実ではない → 妄想

 

自分の脳を上手く操縦する方法、と言えるかも知れません。

宗教書ではなく、実践書として読めます。

さて、現代人には瞑想に割く時間がどれくらいあるか?という問題はありますが。

やろうと思えば出来そうです。

人として共感出来ることも多くて、名著です。