裁判の傍聴記を数多く書いている著者。
今回は、社会人男性に絞った内容を集めたものです。
社会と接している人たちなので、法廷での様子で、会社や仕事の仕方を想像してしまいます。
この人たちは、色々な物を失うんだろうなぁ、と暗澹とした気持ちになります。
しかし上司が出廷して、今後も雇い続けるし、しっかり様子を見ていくと言ってくれるケースもあります。
これで立ち直れると、出来心だったと言えるので、被告にはぜひ頑張って欲しいです。
普通の人と被告たちの間に明確な違いは無い、そんな気がしてしまう、少し怖いお話です。