愛すべき本たちの備忘録。たまにかたい本も。

様々な書評です。参考にして頂けると幸いです。

『十一色の硝子』遠藤周作

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十一からなる短編集です。

それぞれは独立した物語で、時代は戦後で同じですが、主人公や場所は様々です。

日本、フランス、キリスト教、生と死。

どうしようもなく重くて暗い雰囲気の垂れ込めている、それにより全ての物語が繋がっている、そんな不思議なお話です。