愛すべき本たちの備忘録。たまにかたい本も。

様々な書評です。参考にして頂けると幸いです。

『国語ゼミ』佐藤優

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AI時代を生き抜くには、国語力が必要だと著者は述べます。

本書は、著者の考える国語力を伸ばすための集中講義です。

 

Siriにはまずいとおいしいの違いがわからない

さらに〜以外の、もわからない

 

読む力を土台にして、国語力が身につく

国語力=問題を発見して能動的に思考する力

 

黙読でわからない場合、音読をして録音する

それを聞きながらを黙読すると理解しやすい

 

要約: 文筆から要点を抽出してまとめること

敷衍:文章を自らの言葉で説明すること

 

読む力を身に付けるには具体的な人からの影響が重要

 

(労働力の商品化)が資本主義の論理に決定的な意味を持つ

 

賃金は(働きぶり)ではなく(労働力商品の対価)として支払われる

 

AIは計算機、数式にできない事は計算できない

 

学びたいと思う人には自ら近づいていく

→努力自体に喜びを見いだせる

 

民族意識は、自分たちが同じ民族だと言うイメージをみんなが共有することで成り立つもの

 

物事を判断する場合

事実 → 認識 → 評価

この流れを意識する

 

自分の能力を他者のために使うのがゴール

 

頭を使い続けるのは必要です。

それもどのように使うのかも、重要です。

賢くなって人の役に立ちたいものですね。