日本はアメリカなどの連合国に戦争で敗北しました。
その戦後処理において、全面降伏をした日本は圧倒的に不利な状況でした。
それをなんとか出来る限りの良い条件にしていった立役者が、白洲次郎氏です。
本書は、氏の幼い頃からのエピソードなどから紹介している、伝記です。
学生時代からなかなか豪快だったり一筋縄ではいかない人物だったようです。
当時でサッカーをしていたのですね。
それだけではありません。
おじいさんになってからは、女子にモテたエピソードを自らし過ぎて「おじいちゃん、また言ってるよ」などとウザがられるという、恥ずかしい話も紹介されています。
いずれにしても今のような日本になったのは、氏の功績によるところは間違いなくあります。
日本のために頑張る姿勢を、今の政治家がみんな見習ってくれたら。
そう感じさせられました。