愛すべき本たちの備忘録。たまにかたい本も。

様々な書評です。参考にして頂けると幸いです。

『法華経』植木雅俊

あらゆる人の成仏を説いた平等な人間感

 

小乗と大乗を融合させて成立したお経

 

釈尊自身は(私は人間である)、(皆さんの友である)と言っている

 

小乗には差別性がある

 

悟りとは真の自己に目覚めること

 

法華経原始仏教への回帰を主張している

 

間接的に(カースト制度はおかしい)と言っている

 

利他が大事

 

様々な概念を超えた教えがある

 

仏典が中国語に訳されるときに意味が逆になったり誤訳されたりしていることがある

 

法華経には強い決意を持った人に託されたいと言う思いが込められている

 

神は人から断絶している

仏は人に内在し、人そのもの

 

自己も他者も同じように尊い、まずあなたは尊い

 

実践する

 

呪文と占いは禁止

 

仏教は本来、合理的で科学的なものです。

それでよく生きる方法を解いています。

法華経は比較的新しい経典で、それまでのものを改良しようという工夫がみてとれます。