愛すべき本たちの備忘録。たまにかたい本も。

様々な書評です。参考にして頂けると幸いです。

『影武者徳川家康』隆慶一郎

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歴史に弱い人でも名前は知っている徳川家康

本書はその家康が死に、その影武者が成り代わって活躍する話です。

その中で頭が切れすぎる人物が登場するときの記載から。

 

大方の人間は愚か。心身に傷を負い、一つ一つ克服して行く。

自分で苦労して智慧を掴むしかない。

そのような苦労をする能力もなく智慧を手に入れず、自分はこれでいいんだ、と言いながら死んでいく人間が大方である。

 

著者は、本当に人間を知っているのだと感じました。

せめて苦労をしようと考える人でありたいと思います。