2021-08-22 『柳生刺客状』隆慶一郎 『一夢庵風流記』、『影武者徳川家康』などの著者である隆慶一郎氏の短編集です。 柳生宗矩の視点から徳川秀忠や世良田次郎三郎をみた、表題作。 他、吉原の張りを見るために大阪からやって来た、元花魁の話。 などなど、どれも話は違うのですが、とても魅力的な人物がたくさん出てきます。 作家生活が短いので作品数も多くはないです。 それが本当に悔やまれる著者の本は、見つけるととても嬉しくなります。