愛すべき本たちの備忘録。たまにかたい本も。

様々な書評です。参考にして頂けると幸いです。

『100分de名著 夜と霧』フランクル 諸富祥彦

f:id:kazuyoshisan:20210820215940j:image

ナチス強制収容所にて

ある人は仲間のパンや服を奪った

ある人は仲間にパンを分けた、優しい言葉をかけた

 

宗教心、人知を超えたものを大切にする人は長生きする

 

人生の意味を思い悩む必要は無い

全力で生きていく、生きること自体が答え

 

悩みがなくなるときは答えが見つかると言うより悩む必要がなくなり、悩み自体が消える

 

本当に大切な人と深く触れあえたと言う記憶で人は生きていける

 

病死する数時間前でも人は医師をいたわることができる

 

人間は(考える)、(作る)、(遊ぶ)、(苦悩する)

これらが出来るのが、人間らしさ

 

人間は苦痛を感じられなくなるとそれを嘆く

 

高次病:人生の意味についての悩みなど

精神的に成長し始めたとも言える

 

人生があなたに失望する事は無い

 

人は意味がわかれば辛い状況にも耐えられる

人は意味が無いことには耐えられない

 

人生は苦しみ、牢獄、収容所

 

それでも人生にイエスと言う

 

苦しみ、逃げず、イエスと言い続けた先に永遠の至福がある

 

ある自殺した青年

生きとし生けるもの、末永く元気で

 

人はどんな状況でも、自分で行動を選ぶことが出来る。

どれだけ抑圧されていても。

どれだけ自由がなくても。