愛すべき本たちの備忘録。たまにかたい本も。

様々な書評です。参考にして頂けると幸いです。

『近親殺人』石井光太

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親族間の殺人事件をいくつか紹介している著書です。

もともと関係が悪かった親子。

認知症で介護に耐えられず。

精神疾患の身内に手をかける。

殺人事件はみんなそうかも知れませんが、本書で紹介されるものは、どれも悲惨な事件です。

近くにいるからこそ起きた、と言えるのでしょうけど、どうすれば良かったのか?

当事者たちには、きっとそうするしか無かったのでしょうね。

痛ましいことです。