愛すべき本たちの備忘録。たまにかたい本も。

様々な書評です。参考にして頂けると幸いです。

『キリスト教と笑い』宮田光雄

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ユダヤ人は歴史を通じて常に迫害されてきた

そこでジョークを磨いてきた

 

ヨナは海を渡ってまで、ヤハウェから逃れようとした

 

エスはペトロが水に沈んだので(岩)と言うあだ名をつけた

ヤコブヨハネには(雷の子)と言うあだ名をつけて

 

ローマ皇帝に税金を納めるべきか?

カエサルのものはカエサルに、そして神のものは神に

 

立法学者やパリサイ派の人々が言う事は、すべて行いまた守りなさい。

しかし、その行いを見習ってはならない

 

平和は(作り出す)もの

 

金持ちが神の国に入るよりも、ラクダが針の穴を通る方がまだ優しい

 

今泣いている人々は幸いである

あなた方は笑うようになる


聖書にはイエスが笑っている、という記載は無いそうです。
しかし、ユーモアたっぷりに話しています。
明らかに笑いを取りに行っている物も多い。
もともとの旧約聖書にも、ヨナのようなユーモラスな話があるのです。
今の私たちにイエスがどんな説法をするか?
出来れば聞いてみたくなりました。