愛すべき本たちの備忘録。たまにかたい本も。

様々な書評です。参考にして頂けると幸いです。

『修羅の棲む家』西館好子

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作家、井上ひさし氏の元奥様。

それが本書の著者です。

 

売れていない頃から二人三脚で頑張ってきたように見えた夫婦。

当時の世間からは、オシドリ夫婦だと考えられていたようです。

しかし本書では、そんな幻想を吹き飛ばそうとするかのように、旦那による妻への殴打から話が始まります。

 

読み進めてから気づいたのですが、これはいわゆる暴露本というものの、走りのようです。

夫目線の著書もあれば、読んでみた方がフェアなんだろうな、と感じました。

DVが良くないのは確かですけど。