2021-12-10 『修羅の棲む家』西館好子 作家、井上ひさし氏の元奥様。 それが本書の著者です。 売れていない頃から二人三脚で頑張ってきたように見えた夫婦。 当時の世間からは、オシドリ夫婦だと考えられていたようです。 しかし本書では、そんな幻想を吹き飛ばそうとするかのように、旦那による妻への殴打から話が始まります。 読み進めてから気づいたのですが、これはいわゆる暴露本というものの、走りのようです。 夫目線の著書もあれば、読んでみた方がフェアなんだろうな、と感じました。 DVが良くないのは確かですけど。