2021-12-16 『毒婦。木嶋佳苗』北原みのり 次々と煉炭で独身男性を殺害していった容疑で死刑判決を受けた、木嶋佳苗死刑囚。 本書はその幼少時代から、事件に至り公判で死刑判決を受けるまでを描いています。 サブタイトルにある通り、メインは裁判の様子です。 それにしても、幸せそうなまま亡くなっていく被害者たち。 人の幸不幸は本当にわからないです。 そして、木嶋佳苗死刑囚は我々と同じ人間です。 しかし、とてもその心境を計り知る事が叶わない。 そう感じさせられました。