愛すべき本たちの備忘録。たまにかたい本も。

様々な書評です。参考にして頂けると幸いです。

『ズルさのすすめ』佐藤優

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ずるい、悪賢い、クレバー。

正攻法では無いけれど、上手くやる方法があります。

場合によってそういった物をうまく使えると、生きやすいし得をしやすいかも知れません。

 

ロシア語のヒートリー

腹の中を見せない、悪賢い

すばしこい、創意工夫に富んだ

 

聖書の神は因果応報を否定している

 

共通善:

皆が幸せに生きるためによいもの

困っている人への手助け

子どもに教育を受けさせる

社会のために何かをする

 

直感力:

実は理屈よりも信頼できる

相手や対象にしっかり向き合うことで成長する

 

必要な時間は先に天引きするとよい

積み立て貯金と同じ考え方

 

人は何かに酔って生きている

宗教、異性、酒など

 

相手の嫌がる話題や人物は出来るだけ把握する

 

教養の本質は二つ

「中道」

「やわらかい思考」

 

相手の時間を大切にする、特に終わり時間

 

法治国家では、神の位置に法が存在する

 

人でも思想でも、わかるまで信じるな。

理解するのは遅くても良い。

 

視点を変えると、本業で役立つ資格がある

 

自由や平等は今の現実では実現困難

 

ある程度の強かさがあれば、精神的に辛くなりにくいはずです。

そうすると、他者にも寛容になれます。