愛すべき本たちの備忘録。たまにかたい本も。

様々な書評です。参考にして頂けると幸いです。

『ゾウの時間とネズミの時間』本川達雄 あべ弘士

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生き物が一生にうつ心臓の回数は、種類が違っても、それぞれ同じ。

小さい動物と大きい動物の違いというか、良いところを紹介していきます。

寿命が違ったり、環境への耐性が違ったり、心拍数が違ったり。

トータルで考えると、それぞれの動物は同じようにしあわせなのかも知れない、と著者は述べています。

最後に、オマケで出てきたナマケモノは動かないで長生きする、というエピソードが出てきます。

働きすぎているせわしないひとには、とても考えさせられるお話ではないでしょうか。