愛すべき本たちの備忘録。たまにかたい本も。

様々な書評です。参考にして頂けると幸いです。

『政治家を選ぶ方法』キケロ 佐藤優

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人々が政治的関心を高めるのは、経済状態が悪くなったとき

✖️:政争に明け暮れる政治屋

○:国家国民の利益を体現する政治家

 

すべての人は生まれながらにして平等

 

最上の政治形態とは権力のバランスのとれたものである

 

政治的指導者は、傑出した人格と誠実さの持ち主であるべきだ

 

政府の第一目的は個々人が財産を確実に守れるようにすること、富の再配分ではない

 

宇宙には神聖な法則が存在する、政治はそれを基礎として成り立つべき

 

政治家は自国の名誉ある平和を最終目標とする

 

どれだけ敵対した相手でも、ローマは市民として迎え入れていた

 

正当な戦争は(報復)と(防御)のみ

 

どんなに立派な人物も絶対的権力を持つと堕落する

 

どんな政治形態も理想状態になければダメ

君主政→独裁政

貴族政→少数者による利権政治

民主政→衆愚政

 

絶対平和主義の理念は良いが、現場は実現困難


戦争を肯定したら世界は破局に至る社会には利害の対立がある

→すべてを代表した政治家は存在し得ない

 

良いリーダーの条件

知識

誠実

決断力

国民に訴えかける力