バチカン市国は、カトリック信徒を束ねる、キリスト教の総本山と言うべき場所です。
イタリアのローマ市の中にある、非常に小さな国です。
しかし上記の理由で、世界に影響力のある非常に重要な国です。
そこに大使として赴任したのが著者です。
自身もカトリック信徒で、教会への理解やリスペクトが人一倍あります。
スイス衛兵と仲良くなり、各方面に心を配り、教皇にお手紙を書き、ミサや様々な会に出席し、ついに教皇の訪日が実現します。
彼らには国益のために働いてもらう必要が、わたしたちにはあります。
その点で、非常に素晴らしい仕事をした、と間違いなく言えるでしょう。
ラテン語もイタリア語も、おそらく英語も話せるであろう著者。
こういう人たちに、各方面で仕事をして欲しい物ですね。