病気で横になったときにやっと心が落ち着く
他の場面でそのような心境になれないのは、現代人の病理だと言える
真の幸福はその人と一体化して捨て去ることができない
それはおのずと外に現れ他者をも幸福にする
人は軽蔑されたときによく怒る
自信のある者は怒ることがない
嫉妬は相手を自らの低みに下げたいと言う欲求
昔と異なり現代人は幸福よりも成功を求めるようになった
成功主義者は御しやすくだまされやすい
噂は不安から生まれる
他者の代わりに健康になることはできず、その逆も不可である
客観は健全で主観は病的
とてもわかりやすい、一般人向けの哲学の入門書だと言われています。
本当にそうだな、と思える箇所が多いので、確かに読んで理解しやすいです。
瞑想についての項で、著者は他者と話している時にもそれが降ってくることがある、と述べます。
そんな時は会話中でも瞑想するのだとか。
実際に近くにいたら、友達にはなれないかも知れません。