愛すべき本たちの備忘録。たまにかたい本も。

様々な書評です。参考にして頂けると幸いです。

『司法殺人』森炎

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司法は正しいのか?

それは人の罪を裁くので、間違いがあっては困ります。

でも、人がすることなので、絶対に間違いがないことはあり得ません。

そこで司法は、自分が絶対に間違えた判断をしないようにしなければなりません。

しかしそうではなくて、自分は絶対に間違えないと思い込む危険もあるように感じました。

実際に司法の現場を知っている著者のお話は、とても説得力があります。

やはり裁くという行為は、神にしか許されないのかも知れませんね。