愛すべき本たちの備忘録。たまにかたい本も。

様々な書評です。参考にして頂けると幸いです。

『100分de名著 ペストの記憶』デフォー 

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17世紀イギリスでは破産が罪だった

投獄される場合もあった

 

プロテスタントでは、職業は神から人に与えられたと考える

→経済活動に励むプロテスタントは資本主義のもとになった

 

冷静な視点

 

正しく恐れる

 

生命か生計か

 

予定説:自らの行いは神に定められたもの

金儲けをしても全然オッケー

 

ペストの流行で、キリスト教内の宗派対立が一時的に解消された


貧しい人々への援助はあちこちでなされた

義援金など

 

災害ディストピア:いつの間にか道徳が消えている

 

贅沢品の職人がまず仕事を失う

 

パンデミック下では個人の心の強さが求められる

 

超貧民に対して:お金を支給

その他に対して:仕事を提供

アメリカのコロナウイルス状況
白人より黒人やヒスパニックが高率に死亡

貧困で保険未加入のため、十分な治療を受けられないから

 

様々な立場の人に共感的

 

明確な答えを出すのが文学作品として正しいわけではない

 

読者に考える材料を与える

 

ポスト.ブルース:多数の人が事実だと思いたいデマが事実として通用してしまうこと

 

目に見えないものは忘れてしまうが地下には埋まっている