愛すべき本たちの備忘録。たまにかたい本も。

様々な書評です。参考にして頂けると幸いです。

『100分de名著 人生論ノート』三木清 岸見一郎

幸福は各人オリジナル、成功と同一ではない

 

ある種のスポーツとしてなら成功を追うのは健全である


幸福自体が徳

 

ゲーテ:人格こそが幸福

 

娯楽は生産的、創造的なものが良い

 

寝たきりでもドイツ語学習、意識がさらに低下してきたら本の読み聞かせを希望したと言う人がいる

 

多くをあきらめても残ったものに希望を見いだす

 

怒りは持つだけでもよくない
公憤ならよいか

 

人は軽蔑されたと感じると最も怒る

 

媚びない

 

他者の意見、習慣は考えてから行う

 

衆人みな酔うへるに、我独り醒めたり

 

旅はゴールより過程が大事、楽しい
旅で賢い人は賢く、アホな人はさらにアホになる

 

人の期待反して動く勇気

とても偉大な哲学者の一人であった著者。
獄中死をした著者は、はたから見ると必ずしも幸福とは言い切れないだろう。

そんな人がこんなに力強いことを考えている。

その事はきっと私たちを勇気づけてくれるはずです。