愛すべき本たちの備忘録。たまにかたい本も。

様々な書評です。参考にして頂けると幸いです。

『ヒンドゥー教 インドの聖と俗』森本達雄 中公新書

ヒンドゥー教は日本の生活習慣に溶け込んでいる

大日如来梵天帝釈天、閻魔、護摩

祖先の霊に水や食物を備える

 

死体は魂の抜け殻

荼毘にふし、墓を作らず、天国に通じる川に流す

 

インドの宗教は不殺(アヒンサー)

ジャイナ教、仏教、ヒンドゥー教

 

ヒンドゥー教は他宗教に寛容

ヒンドゥーからは仏教、ジャイナ教シク教などをヒンドゥーの分派とみなすこともある

 

インドで宗教画はブロマイドのようなもの

大衆にとても人気がある

 

ヒンドゥーとはインドの民族間で信仰されている多種多様な信仰形態の総称とも言える

 

何よりも信仰が先に来る

教義や信条はあと

 

バラモン教ヒンドゥー教は厳密には区別不可

神道と似ているように感じました。
元来日本人は虫や植物を愛でていたので、不殺も相性が良いのかも知れませんね。