愛すべき本たちの備忘録。たまにかたい本も。

様々な書評です。参考にして頂けると幸いです。

『ユダの福音書を追え』

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新訳聖書やキリスト教における最大最悪の嫌われものといえば、ユダでしょう。

本書はそのユダの福音書にまつわる話と、その中身の一部を紹介しています。

 

ユダが何のために出てくるかわからない、もしくは解釈しにくいところがあるのは確かです。

生まれてこない方が良かったとはどういう意味なのか?

預言の成就に必要不可欠だったのか?

ユダの視点から見た一連の出来事やイエス像は、また新しい解釈を生むかも知れませんね。

あるいは胡散臭くて、より嫌いになるのかも知れませんが。