愛すべき本たちの備忘録。たまにかたい本も。

様々な書評です。参考にして頂けると幸いです。

『100分de名著 存在時間』ハイデガー 宍戸洋志

本書のメインテーマ:
存在とは何かを明らかにすること

 

西洋哲学史の中で抜きん出て重要とされている


現代の連帯:マイノリティ(共通の敵)を排除する事で形成されることがしはしばしば

 

「みんな」によるいじめが世界規模で頻発している

 

人は誰もある種の「みんな」に属している

(机がある)机:存在しているものがある:存在

 

人はものを見るのと同じように自分を見られない

 

人は過去と未来のつながりの中で生きている

 

人は自己を自分らしく理解したり、そうでないと理解したりする

誰もが世間や空気の影響を受けその一員になる

 

自由人を気取っても、それが世人に飲み込まれていることになるする

 

日本は「空気を読む」同調圧力が強い

 

自分が最先端、中心にいると言う思い→個性のない群衆

 

「みんながこうしている」「世間の常識」

→皆や世間のせい

→皆や世間て誰?

→いない

→誰も責任を取らない

 

自分も暴力や悪に加担しているかもしれない

(無自覚に)

 

「当たり前」から離れようとすると不安になる

 

死ぬ事は他人が引き受けられない

 

いつでも死ぬつもりでいれば、いつでも正しくいられる

 

世人としての自分:思考停止

良心の声を聞く自分:自立している

 

みんなと違った生き方もできると気づく

 

この世に1人も同じ人間はいない

 

自己正当化を止め、自分の人生を選び取る

 

自分の良心は自分の間違いを制止できない

 

未来への責任