宗教。
占い師。
人生や悩み相談。
ハマってしまうと恐ろしいものですが、抜け出すのはとても大変です。
親族や知人がそうなった場合は、一体どうしたら良いのでしょうか?
主人公の母はある女性の言うことを何でも聞くような、宗教にハマった状態になってしまいます。
父はなかなかそれを受け入れられないので、母は隠れてある女性からのミッションをこなして行きます。
主人公は、止めさせられないと考えて、見守るというか放っておくというか、そんな対応を選びます。
宗教やそれぞれの家庭の状況により、様々なケースがあり得ます。
財産をかなり齧り取られたり、一家離散に追い込まれたり。
それからすると、本書のケースはマシな方なのかも知れません。
それでも幸せとは何か、真理とは何かを考えると、釈然としないまのは残ります。
納得するしかないのでしょうけど。