愛すべき本たちの備忘録。たまにかたい本も。

様々な書評です。参考にして頂けると幸いです。

『母が宗教にハマりまして』

f:id:kazuyoshisan:20220906200055j:image

宗教。

占い師。

人生や悩み相談。

 

ハマってしまうと恐ろしいものですが、抜け出すのはとても大変です。

親族や知人がそうなった場合は、一体どうしたら良いのでしょうか?

 

主人公の母はある女性の言うことを何でも聞くような、宗教にハマった状態になってしまいます。

父はなかなかそれを受け入れられないので、母は隠れてある女性からのミッションをこなして行きます。

主人公は、止めさせられないと考えて、見守るというか放っておくというか、そんな対応を選びます。

 

宗教やそれぞれの家庭の状況により、様々なケースがあり得ます。

財産をかなり齧り取られたり、一家離散に追い込まれたり。

それからすると、本書のケースはマシな方なのかも知れません。

 

それでも幸せとは何か、真理とは何かを考えると、釈然としないまのは残ります。

納得するしかないのでしょうけど。