愛すべき本たちの備忘録。たまにかたい本も。

様々な書評です。参考にして頂けると幸いです。

『フェミニズムがひらいた道』上野千鶴子

自らの経験を再定義するための、言語資源を入手しよう。

 

左翼の日本共産党に失望した人たちが、新左翼を作った。

欧州でもスターリン支配に失望した人たちが、新左翼を作った。

 

平塚らいてう事実婚について宣言し、自身もそうした。

 

性差別は人種差別よりも根深い

 

フェミニズム

①女性の自立的な運動

②女性の性別役割からの解放を求めるもの。

 

女性を待つ主婦的な日常は牢獄では無いのか?

 

男性による女性論は妄想の塊。

 

男女雇用機会均等法の制定は、女性の敗北だった。

平等を求めるなら保護を捨てろと言われ、それを飲まされると言う結果になった。

 

女性は、家事、育児と言うハンディを打った競争にさらされている

 

 

セクハラ防止が経営側の責任になったのはとても良いこと。

 

人は弱者で生まれ、弱者として死んでいく。

 

フェアでは無い状況がずっと続いて来たのですよね。

まだまだ人類は成熟しなければいけませんね。