愛すべき本たちの備忘録。たまにかたい本も。

様々な書評です。参考にして頂けると幸いです。

『名著ではじめる哲学入門』萱野稔人

ヨーロッパの哲学では、(神)を世界の究極原因と言う意味で使用することがある。

 

世界は人間のためにあるのではない。

 

人間の存在には何の意味もない。

 

人間には「他人を従わせたいと言う欲望」がある

そこから国家の原型ができるのは不可避。

 

ナショナリズム排他主義を生む

国民は誰か?

誰が国民にふさわしいか?

と言う問いのため

 

国家は合法と違法の判断を独占している。

 

哲学とは考えることとも言えるでしょう。

愚かな私たちは、常に埒も無いことを考えてしまいます。

何が正しいのか、真実なのかはわかりませんが、どうせ考えてしまうのなら、それでもましなことを考えたいものです。

それで実行出来なければ、意味がないのかもしませんけど。