愛すべき本たちの備忘録。たまにかたい本も。

様々な書評です。参考にして頂けると幸いです。

『悪霊』ドストエフスキー

使嗾(しそう):自らの手を汚さず、人をそそのかして、自らの願望を実現しようとする行為

神の地位を伺い、名を語る悪魔にとり、理想的な犯罪

 

イワン・シャートフが結社からの離脱を宣言

→残りのメンバーが不安に駆られ対処法をめぐり議論する。

 

シャートフは、密告に怯える5人組により殺される

 

社会を構成員の個々が互いに監視しあい、密告する義務を負う

個人は全体、全体は個人に属する。全員奴隷。その点で平等。中傷、殺人も許され、天才は幼児時代に抹殺される。大切なのは平等

 

ドストエフスキーの小説における殺人、自殺はイデオロギー

 

イデオロギー:考え、思想の集合したもの