もう、四十も半ばになると、よい年です。
どこかしらが、上手く動かなかったり痛かったりしますよね。
これからはそれが増える一方なのでしょうけど。
では、なるべくそこをラクに過ごしていくにはどうしたら良いか?
ここで多くの人は、ランニングだとか筋トレだとかに走りがちです。
それもまた一つの良い方法ではあるのでしょうけど。
本書は、それらとはまた別の方法を提示しています。
古武術です。
多くの人は耳慣れないかも知れませんが、日本に古くから伝わる、体の上手い使い方の方法です。
そんなに強度の高いトレーニングをするわけでもなく、特殊な場所や器具が必要なわけでもなく、人を選ばずに出来ます。
本書に出てくる「体を練る」という表現。
これが実に、この目的や境地を言い表している気がします。
練り上げられた体。
自由自在に動いて、痛くなさそうですよね!