愛すべき本たちの備忘録。たまにかたい本も。

様々な書評です。参考にして頂けると幸いです。

『夢十夜』夏目漱石

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見た夢の話なんて、間違いなく楽しくないですよね。

話している本人は良いのでしょうけど、聞いている方はたまったものではありません。

でもそれが稀代の文豪の手によるものだとしたら。

本書はそれをさらにマンガにしたものですが、原作のエッセンスが十分に生かされています。

夢の話も悪くない。

初めてそう思えました。