愛すべき本たちの備忘録。たまにかたい本も。

様々な書評です。参考にして頂けると幸いです。

なせばなる なるようになる ケセラセラ

もしかしたら物心がつくかつかないかの頃に、「トイレでうんちオシッコをしなきゃ」

なんて考えていたような気がします。

いや、もっと前に「お腹が空いたから泣かなきゃ」とか?

もう生まれたから「空気を吸わなきゃ」とか?

まさかね。

しかし、私たちは実に多くのしなきゃいけない事の数々に、生まれたから頃から、いやもしかしたら胎児の頃から苛まれているのかも知れません。

 

でも、最近は意外に大丈夫かも?

と思うようになりました。

 

宿題を忘れた

前髪を切りすぎた

靴下に穴があいた

 

うん、大丈夫ですよね。

 

月給が一万円下がった

捻挫をした

友だちの一人と疎遠になった

 

まあ嫌だけど、いけますよね。

 

そんな風に考えていくと、人一人に起きる事も、できることも、社会全体への影響もたかが知れている事に気づきます。

そりゃあ頑張れば、それなりの成果は得られることはあるでしょう。

得られないこともあるでしょう。

だから目標を持って努力したり、正しいと思うことをするのは、当然良いと思います。

しかし、それは決して義務ではない。

そこはしっかり押さえておきたいところです。

 

ある時それに気づいてから、とても楽しく暮らしていられるようになりました。

もし「しなきゃ」に縛られて、とても生き辛い人がいたら、ぜひ教えてあげたいです。

 

しなきゃいけないことなんて、何一つ無い

 

ちなみに私はパンツはちゃんと履いているし、毎日歯磨きもしています。