愛すべき本たちの備忘録。たまにかたい本も。

様々な書評です。参考にして頂けると幸いです。

『100分de名著 君主論』マキャベリ 島田雅彦

君主論には裏表あり、読み方により全く異なる顔が見える。

これは程度の違いはあるが、様々な本にも言えること。

 

自由や民主主義は勝ちとってこそ根付やすい。

 

君主がいるのなら、せめてまともな独裁者でいてもらう

 

マキャべリの思想の根底は共和国が理想。

 

理想を捨てると人は堕落する。

 

「あなたは国のリーダーだ。自身は国に忠誠を誓っているか?国家のために命を捧げられるか?」

 

人は運命に支配されない。

 

傭兵は雇われた国への愛などない。略奪、裏切り、危険なら逃亡も珍しくない。

 

外国に助けてもらうとしたら

負け→自国が滅びる

8勝ち→外国軍の捕虜になる

 

自由を愛する理由は多種多様。

 

組織の倫理より人道の倫理が上