教科書の記載というか、授業の内容による教育は、とても強力です。
なぜなら、若くてほとんど白紙の状態に刷り込まれる情報だからです。
そしてもしも教科書以外でその情報に触れないのだとしたら、その人にとってはそれが唯一無二の事実になるであろうことは想像にかたくありません。
それくらい、教科書の中身は重要です。
本書では、タイトル通り教科書に載せたい、載らない日本史が数多く出てきます。
本書の中身を見ていくと、今の教科書を編纂するのにある一定の作為があるのを感じてしまいます。
もしくはただ浅はかなだけなのか?
いずれにしても今がベストでない事は確かでしょうね。
教科書はずっと前からあるのに、常に内容を精査して変えていく必要がなある。
そうであるべきな気もするし、すごく良いものが出来れば変えなくても良くなる気もしました。