著者は中年で病院を受診して、発達障害の診断を受けました。
そんな著者の頭というか脳はどうなっているのか?
作家である著者だからか、医学的ではなく文学やエッセイのように書いているので、とても面白く読めます。
著者の体験などがとてもリアルで、発達障害というものがよくわかります。
それが人によって違うということも、決めつけてはいけないということも。
職場の知人に発達障害を疑うような人がいて、本書を手に取りました。
何かが解決するわけでは無いのでしょうけど、本当に読んで良かったと思いました。