愛すべき本たちの備忘録。たまにかたい本も。

様々な書評です。参考にして頂けると幸いです。

『あらゆることは今起こる』

f:id:kazuyoshisan:20240815212153j:image

著者は中年で病院を受診して、発達障害の診断を受けました。

そんな著者の頭というか脳はどうなっているのか?

作家である著者だからか、医学的ではなく文学やエッセイのように書いているので、とても面白く読めます。

著者の体験などがとてもリアルで、発達障害というものがよくわかります。

それが人によって違うということも、決めつけてはいけないということも。

 

職場の知人に発達障害を疑うような人がいて、本書を手に取りました。

何かが解決するわけでは無いのでしょうけど、本当に読んで良かったと思いました。