愛すべき本たちの備忘録。たまにかたい本も。

様々な書評です。参考にして頂けると幸いです。

『万葉びと、その生と死と』上野誠

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賢しみ:自分を賢い者だと自惚れること

 

世の中の遊びの道に楽しきは酔ひ泣きするにあるべかるらし

 

縄文時代から人の脳はほぼ同じ

知的レベルも同じ人間

 

我々は人が死んだ時、それを留めることができたのではないかと、思い悩んでしまう

 

葬儀の役割

みせる

悲しみを共有する

政治的なメッセージ

 

天皇には二つの訓みかたがある

オホキミ、スメラミコト:当代

スメロキ:過去、当代、未来と連続性を強調

 

恋はいのちそのもの

 

食べるのはいきていること

 

恋人が住む場所なら、どんなところでも素晴らしいはず

 

語り継ぐのが死者の一番の慰み

 

年に一度死者のことを語るのがお盆

 

人が生きれば死ぬ、それでもやはり悲しい

 

人事を尽くして天命を待つ

 

宗教は全て人間が利用する物

 

同心:相手と一体化すること

同情よりもだいぶ上

 

どんな悪い事も、いずれ受け入れる段階がくる

 

日本では99.9%が火葬

 

お骨にすること:荼毘に付す

 

関西では少し骨壷、残りは合同

 

笑いを取るための歌もある

 

歴史を学ぶ = 過去の人の生き方を学ぶ