現代で最も有名な独裁者の一人であることは間違い無い、習近平。
その横暴っぷりは国内だけでなく、日本を含めた周辺の国に、遺憾無く発揮されています。
向かうところ敵なし、と言おうか、敵だらけと言おうか迷うところです。
本書はそんな習近平の、というか中国共産党の、というか中国の、というか、これまあ迷うところですが、真の敵は中国人民そのものだと述べています。
弾圧を受け、言論や行動を含めた殆どを統制され、絶望的な貧困に喘ぐ。
そんな中国人民に、不満の無かろうはずがありません。
日本はとにかく巻き込まれないように、上手く立ち回らなければならないことが、とてもよくわかりました。