愛すべき本たちの備忘録。たまにかたい本も。

様々な書評です。参考にして頂けると幸いです。

『塀の中の残念なおとな図鑑』

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残念な大人はたくさんいます。

さらにそれが塀の中、つまり刑務所の中だと、その残念度は飛躍的に上がります。

 

本書は実際に長年刑務所にいる著者が、中で出会った愉快な面々の数々を紹介しています。

大嘘つきなのか、人格がおかしいのか、どんな教育をされてどんな環境で生きてきたのか、とても理解し難い人たちが目白押しです。

 

これは、この著者しか書けないでしょうね。

娑婆にいる我々は、決して中に入るようなことをしてはいけないと、強く思いました。