愛すべき本たちの備忘録。たまにかたい本も。

様々な書評です。参考にして頂けると幸いです。

『ルポひきこもり未満』

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ひきこもり。

恐らく社会の仕組みにより、存在し始めたものなのだろうな、という気がします。

ひきこもりの人がいる、ということではなくて。

その状態になってしまう、もっと言うとさせられてしまう、ということなのですよね。

本書に出てくるのは、未満の人たちです。

皆さん特にダメな人でも能力が劣る人でもありません。

こういう人たちが取り残されてしまうのは、ただただ社会が未成熟だというより他ありません。