愛すべき本たちの備忘録。たまにかたい本も。

様々な書評です。参考にして頂けると幸いです。

『集中講義 三国志』渡邉義浩

中国には死を表現する漢字がたくさんある

故人への毀誉褒貶を表現する

 

五行説:歴代国家が変わり順に循環していくという考え方

木・蒼→火・赤→土・黄→金・白→水・黒

 

名士:名声を大事にする、群雄の命には従わない

彼らにより、儒教的価値にそぐわない人への拒絶が生まれた

名声が下がるような人物との接触を避けた

 

こちらの兵が少ない時は運動戦

陽動などで戦局を動かし、局地的に兵力差がない局面を作る

 

関羽:義の代名詞、赤の他人でも信義を結べば助けてくれる

 

義:他者との関係性での優しさ

 

聖人の墓を林と呼ぶ

関羽、孔林、只三

 

華人社会の価値観の中心

義 = 関帝

 

軍は後ろからの攻撃に弱い

 

殿がとても大事

 

士農工商儒教に基づいている

 

現在でも西欧外交の場ではラテン語、古典文化は必須