愛すべき本たちの備忘録。たまにかたい本も。

様々な書評です。参考にして頂けると幸いです。

『人間はひとりで生きられない』ダライ・ラマ十四世

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現在、仏教の最も正統な伝承者だと考えられているのが、ダライ・ラマ十四世です。

チベットの長でもあるため、中国による侵略を受けて亡命政府で過ごすことを余儀なくされています。

幼い頃にダライ・ラマとして見出されてから、立派な法王になるための、まさに徹底的な英才教育を受けてきました。

そして、自身が波瀾万丈の生涯を送ってきています。

そんなダライ・ラマが、人間はひとりで生きられない、というとかなりの重みがあります。

対話をまとめたような形式なので、前後の文脈もわかって、とてもわかりやすいです。