愛すべき本たちの備忘録。たまにかたい本も。

様々な書評です。参考にして頂けると幸いです。

『オウムと死刑』

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ザイム真理教という言葉があちこちで言われている今、その本家であるオウム真理教を回顧することは、とても意義があるように思います。

 

この事件の特徴は、高学歴の者も多く入信していることと、狂信的な人々により、かなり酷い事件が起きたことです。

そしてそれら二つの特徴は、正に今ザイム真理教が持っているものと全く同じです。

日本人全てが被害者である、というところはそれ以上かも知れません。

 

なんという時代に我々は生まれてしまったのかと、我々は悲劇を感じずにはいられません。