愛すべき本たちの備忘録。たまにかたい本も。

様々な書評です。参考にして頂けると幸いです。

許容範囲

今週のお題「自分の好きなところ発表会」

 

無知の知、に似ているかも知れません。

わたしは自分がダメなことをよく知っています。

 

例えば、数息観という瞑想をします。

一から十まで数えて、終わったらまた一に戻る。

これだけです。

でも、出来ない。

3〜4回も数えたら、もう別のことを考えています。

 

思えば授業中、窓の外を見ては入間基地の飛行機に思いを馳せていました。

年頃になると、それこそ碌でもないことばかり考えていたりして。

 

いい大人になっても、まあ根本は変わらないのですね。悲しいですが。

 

そんなわけで、他人が何か失敗をした時に、仕方ないよね、と心から思えます。

優しいとか懐が深いとか大人だとか、良い感じに言えるかも知れません。

元を辿ると、ただ自分がダメなだけなのですけど。

ともあれ、この許容範囲の広さは、自分の好きなところです。