今週のお題「思い出の先生」
高校生のときにある県立高校に通っていた。
だから先生はみな、公務員だったはずである。
学校行事で国家を斉唱する際、一人歌わず起立すらしない教師がいた。
友人がどうしてそんなことをするのか聞いたら、戦争と天皇に反対だからだ、と答えた。
当時の私たちには、その意味が全くわからなかった。
ただ、変わった先生だな、と思った。
色々あって大人になった今は、何となくあの先生も犠牲者なのかな、とも思える。
当時親にその話をしたら「クズだわ、そいつは」とすごい剣幕で怒っていた。
何故そこまで怒るのだろう、と当時は思ったけど、今はその怒りがわかる。
ちなみに、祖父は共産党員だったとか。