愛すべき本たちの備忘録。たまにかたい本も。

様々な書評です。参考にして頂けると幸いです。

『100分de名ちょ 太平記』安田登

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現在はバーチャルの世界を生きる時間の方が長い人も多い

 

太平記はルポ

儒教、道徳

 

平家物語はフィクション

仏教、諸行無常

 

第一部

北条高時🆚後醍醐天皇

鎌倉幕府滅亡〜建武の新政

 

第二部

後醍醐天皇🆚足利尊氏

南北朝後醍醐天皇崩御

 

第三部

足利尊氏🆚足利直義

孫の義満が室町三代将軍

 

王道で治めるべき

覇道(武力)はダメ

 

常識や前例にとらわれない

 

驕り、欲に溺れるものは滅びる

 

弱者の方が、時代の変化に鋭敏で変革できる

 

常に変化するとが、花

 

日本古来の死生観

あの世に行くのでは無く、ここやそこにいる

 

平家物語の時代は、他力本願により、死が怖くなくなっていた

 

太平記は自害が多い

禅の、自力の影響

 

建礼門院

自分は六道全て体験した

 

未来は不死の人間が、バーチャル空間で生きていく

 

お言葉の花が蝶のように飛びまして、お美しいことでござる

 

未来を思量する

 

多く兵を出すだけでなく、彼らが生き延びられる事を計算する

 

腹をたつるは愚人の所為

 

今でも古典芸能には、秘伝がある