愛すべき本たちの備忘録。たまにかたい本も。

様々な書評です。参考にして頂けると幸いです。

『変身』カフカ

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何故こんな作品を書いたかは、作家を知ってから読むと輪郭が見えてくる

 

自分はしゃべっているうちに、支離滅裂になるに決まっている

 

当時キリスト教に改宗するユダヤ人はたくさんいた

 

私自身が、自分自身に違和感を感じている

 

無職も突き詰めれば

通勤しなくて良い

人に会わなくて良い

→ 自由に呼吸できる

 

ネットは下界への窓

 

通りに面した窓が必要

 

当たり前に生きるのは難しい

それを諦めるのも難しい

 

不況は自由主義や民主主義の限界を見せる

 

神が死んだ時代の不確かさ

 

カフカの心には自分に対しての自信のなさや恥ずかしさが棲み続けていた

 

粘り強く主張を続けるしかない

 

90歳の女性が

ザムザは私です、と言った

 

無意識のアンテナに引っかかったものが作中に生きる